テント屋による価格の違いについて
お店の店舗用テント、オーニングテント、開閉テント、シートハウスやビニールカーテンなど
同じサイズ、大きさでも依頼するテント屋によって価格は基本的には異なります。
価格が異なる点としては下記の点がポイントとなります。
・素材(テントやシート生地)の違い
テント屋によって価格さえ安ければ何でもよいという価値観を持ったテント屋もいますので、
耐久性や素材の品質面で劣る素材を使用して安価に見積りを出す場合がありますが、
お客様によっては価格が全てと考えている場合はそのような安価な素材でも良いと思いますが
長期間使用する場合や、後々すぐに交換するは嫌だと思う場合は素材は重要ですので、
慎重にお選びください。中には輸入品の粗悪な素材や、B反と呼ばれるメーカー側で
品質が劣ると判断された素材などもあるため、長年使用するテント製品だからこそ、
シートやテント生地の素材は非常に重要です。
・施工費の違い
テント屋の施工費は他の建設業でも同じですが、人件費がどれだけかかっているかによって
施工費の原価計算もテント屋によって異なります。例えば1日1万円のアルバイトを使って
テントの施工を行う場合と、経験10年以上のベテランが施工するのでは、
当然ながら給与も異なりますので、一概に価格だけで選ぶ怖さが建設業も含めて
不安がございます。多少の施工費がかかったとしてもベテランの経験豊富な職人が
いるかいないかでは、目に見える部分、見えない部分も含め、
仕上がりに大きな差が出てしまいます。施工費が多少高くてもしっかりと
プロのベテランの職人が対応してくれるのであれば、中長期で見た場合、
お客様にとっても多くのメリットにもつながるのではないでしょうか。
・製作費の違い
こちらも施工費と同様の内容となりますが、テント生地の縫製加工や製作などは
「どこまで手間ひまをかけるか」に尽きるのではないでしょうか。
テント生地の製品は洋服などと同じ概念で、例え同じ素材・サイズであったとしても
手間暇をかけるかどうかでその後の製品の耐用年数、耐久性に影響が出てまいります。
プロが丁寧にミシンをかけて縫製する場合と、経験の浅いアルバイトが製作するのでは
当然ながら仕上がりにも大きな差が出ます。ミシンやウエルダー(溶着)など、
1年程度で技術を習得できるほどテントの製作は簡単ではなく、職人による勘や
経験による感覚からでしか分からない部分も多々ございます。
・テント屋の仕事量
これも建設業界でも言える事ですが、「ひまなテント屋」=仕事がないので安くしてでも取りたい
このようなテント屋さんは仕事がないので価格を落としてでも仕事がほしいため、
相見積りなどでもすぐに価格を落としますが、何故仕事がないのか?
を想像すればお客様にとってリスクもございます。
例えば、技術がない・施工が弱い・対応が悪い・品質が悪い、など何かしらの理由があるからこそ、
「暇なテント屋」なのであって、技術力や施工力、品質などで世間やお客様から信頼や
信用を得ているテント屋は価格を下げてでも仕事を取りたい理由がないのではないでしょうか。
テント屋ナビに出店されているテント屋さんは地域でも有名の店舗が多く、
自社施工にも対応され、常に現地調査や施工の予約が入っている人気店が多いので、
すぐ注文してすぐ施工をしてくれるテント屋は少ないと思いますが、
それだけ地域で信頼を勝ち得ている証拠とも言えます。