テント生地に防水効果はありますか?
- テント生地に防水効果はありますか?
テント生地は、基本的にはほとんどの生地に防水加工や撥水加工が
施されております。
最近では通販サイトやホームセンターなどの安価なテントや日よけシェードなど
販売されておりますが、テント屋が扱うテント生地とは全くの別物と考えて
頂いても良いかと思います。
テント屋さんが扱うテント生地は、主に下記の機能性を有しております。
・防炎素材(自己消化性があり、燃え広がらない生地)
・防水、撥水生地(塩ビコートや、撥水処理が施されている生地)
ショッピングセンターやスーパーなどの通路などのテントも、
店舗などの入り口にある雨除けテントやテント看板、
大型のテント屋根、シートハウスなども同様に、
基本的には雨天でも問題なく長期間の耐用年数を有するテント生地を
テント屋さんが反物(シート)から設置場所の形や用途に合わせて
専門的な技術によって加工を致します。
基本的には塩ビ系のテント生地であれば、
雨漏りなど生地を水滴などが通過することはあり得ませんが、
コットン調のキャンバスなどは風合いやデザインが主要目的のため、
表面には撥水加工が施されておりますが、水滴などはポタポタと
垂れる生地もございます。
(メッシュのテント生地などは雨は防げません)
又、テント生地は厚みも0.3~0.5mm以上の厚みがあり、
長期間の屋外での耐候性にも優れております。
通路や店舗などの入り口の雨除けとして屋根をお考えであれば、
テント生地は雨除けでだけでなく、日よけや紫外線カットの効果も高く、
張り替えなども容易に行えますので、イニシャルコスト、トータルコストでも
非常に優れた製品として需要が続いております。
ただし、テントを付けてから10年以上経過して生地自体が劣化が進み、
生地の裂け目やピンホール(小さな穴)などが出てきた場合には、
防水性も落ちておりますので、早めの張り替えを依頼して下さいませ。